Yasumichi Morita Photo Art Works 2023 「Éloge de l’ombre(陰翳礼讃)|伊勢神宮」

All photos © Yasumichi Morita 

2023年10月、パリで5回目を迎える森田恭通の写真展、今回は「Éloge de l’ombre(陰翳礼讃)|伊勢神宮」を発表いたします。
日本の誕生に深い関わりを持ち、唯一無二の美意識と伝統と文化を持つ「伊勢神宮」。
森田恭通が独自の視点から創りあげた作品を是非ご高覧賜れれば幸いです。
 

■写真展について
伊勢神宮は、二十年に一度「式年遷宮」を行い、社殿を増営すると共に、御装束神宝をはじめ全てを古来の技術をそのままに一新する文化は、世界中において伊勢神宮にしかないものです。遷宮で建て替えられた旧社殿の資材は、日本中の神社にて再活用され植林も計画的に行うなど自然環境と共生する象徴でもあります。

また、日本の礎ともいわれる伊勢神宮は、歴史的な文化遺産が集約する場といっても過言ではなく、多くの人々が集う文化・芸術・学術・国際交流の拠点でもあります。
森田恭通はこの作家活動を生涯に亘り行うことにより、日本の文化や創造性、感性を国内外へ発信し、更には次の世代へと紡ぐ機会として創作活動を続けております。

今回の写真展では、日別朝夕大御饌祭や神宮で執り行われる祭祀のほか、内宮・外宮の建築や神職の方々、祭祀、そこに携わられる事柄を、森田恭通のフィルターを通して表現した作品を発表いたします。
 

■作品について
「伊勢神宮には年間約1500 回もの祭祀」があるという。
米を供え、塩を整え、山海の幸を日々献上する儀礼。
およそ2000 年の変わらない日々を、
森田恭通は日本の美を紐解くかのように写している。
土に蒔かれた籾や神職の美しい所作に目を向け、建造物の細部を切り取る。
ミニマムな断片を積み重ねることによって、
伊勢神宮に蓄積された時間を浮かび上がらせていく。
「誰もが気付かなかったディテールに私は魅力を感じる」と森田は言う。
連綿と繰り返されてきた“日常”を写す贅沢を噛み締めながら、
日本の美と向き合う時間は、森田にとってライフワークとなった。
誰もいない夜の境内に、白い石の敷き詰められた神域に、森田は何を見るのか。

Yasumichi Morita Photo Art Works 2023
「Éloge de l’ombre(陰翳礼讃)|伊勢神宮」

会期: 2023 年10 月18 日(水) ~ 10 月22 日(日)
開館時間: 12:00 ~ 19:00 (初日及び最終日のみ17:00)
Opening Reception: 2023 年10 月19 日(木)
Reception 開催時間:17:00 ~ 20:00
会場: Hôtel de l’ Industrie
住所: 4 Place Saint Germain-des-Prés, 75006 Paris, France
※入場無料・会期中無休・予約不要
※会場の都合上、生花等は辞退させて頂きます。